タテマエとホンネ3
1952年~
1976年,大学在学中に、小説「限りなく透明に近いブルー」を発表。当時としては史上最年少で芥川賞を受賞し、以来常に第一線で活躍している。映画監督もつとめているが、私は見たことがない。と、こんなこといちいち書く必要のない、有名な人。
「日本語で建て前と本音と言うときに、それは誠実とか誠意に関係がなく、自分の利益を隠すか隠さないかの違いでしかない、という指摘をしたのは片岡義男だった。
本音で接するというのは相手に誠実に接するという意味ではなく、自分の利益となることを正直に伝えるということだ。したがって、本音には必ず甘えが含まれているし、本音の中には差別意識などが隠されていることが多い。」
本音で接するというのは相手に誠実に接するという意味ではなく、自分の利益となることを正直に伝えるということだ。したがって、本音には必ず甘えが含まれているし、本音の中には差別意識などが隠されていることが多い。」
「すべての男は消耗品である。vol.6 」KKベストセラーズ 2001年