「世間」と知識人毎度、毎度、同じ話で申し訳ないんですが、知識人なるものは、本来、一般大衆の無意識的総意であるところの「世間」とは相容れないはずの存在で、従って、同時代の人々には迫害される、そういうもんだという思い込みが私にはある訳です。ざ…

映画「祇園囃子」を鑑賞する！1953年 日本 この映画は、溝口健二の作品なのですが、映画とは全く関係がない個人的なお話を一つ。 この映画でもバックミュージックのように使われるコンチキチン～♪と言うお囃子の音を聞くと、かつて、京都の繁華街のレストラ…

変な日本、目白押し～♪まあ、まあ、お暇な人はこの予告編を観てくださいな。 何でも、こんどの「ダイ・ハード」は日本が舞台らしいし、「ゴジラ」も再びリメイクされるらしい。でも、「忠臣蔵」はねえ。。。因みに第一作目を私は酷評しましたが、やっぱりク…

あみさんは死なず！ 【ラブナビ】事務局より☆ 【ゲスト】さんへ♪【あみ】さんから新着メールが届きました!! 【メールタイトル】お互いに気晴らしというか、日ごろの憂さを晴らせるようなお付き合いをしていきたいなv(。・ω・。)ィェィ♪ 【本文はコチラ】※ク…

映画「浮雲」を鑑賞する！ 1955年 日本私は太宰治と言う小説家が大嫌いですが、（とか言って、殆ど作品は読んでいる。）太宰治に代表される戦後流行した所謂無頼派の作家たちと、林芙美子（１９０３～１９５１）は、似たような系列に属する作家かと思ってい…

憲法九条改正について 今日は参議院選挙投票の日であります。きっと、自民党が大勝するに違いないので、馬鹿馬鹿しいので投票には行きません。ただ、ひとつ気になることがあるので書かせて戴きます。紅旗征戎（こうきせいじゅう）わが事にあらずなんて嘯いて…

２万４千コメント、ありがとうございます！ どこの馬の骨だか判らない人間の書いた、けったいなブログに、これだけのコメントを戴いて、大変感謝致しております。２４０００という事は、リコメが半分だとしても１２０００憎まれ口を散々叩いても、これだけの…

書庫「溝口健二」創設！自分自身が一番偉いと思っていて、人なんかめったに尊敬しないわたくしめでありますが、最近になって、溝口健二の映画を「雨月物語」（１９５３年）「近松物語」（１９５４年）「山椒大夫」（１９５４年）と続けて鑑賞して、「こんな…

ミーハーの夏 写真の右下をクリックすると、思いっきり拡大されます。 近所の駅前に、日本維新の会が選挙演説に現れました。橋下さんも、東国原さんもやってきた。最近落ち目の維新の会ですが、まだ、橋下さんは関西では人気があるみたいで、登場すると拍手…

映画「山椒大夫」を鑑賞する！ 1954年 日本 あらすじ：平安時代の末期、平正氏は、筑紫国へ左遷された。妻と、安寿・厨子王の幼い姉弟は、正氏に会いに行く途中、越後国で人買いに騙され、離ればなれになってしまった。安寿と厨子王は、丹後国の苛烈な荘園領…

あほの坂田は、やっぱりあほだった！ 一時は、110000人中1番の快挙を成し遂げたポイントすごろく。しかし、最終的には、23位に終わってしまいました実は、堅実にいけば3位に食い込めるチャンスはあったんですが、一か八か、1位を狙う勝負に出て大失敗（これ…

やはり、あほの坂田は只者ではない！ クリックして、拡大してみてくださいね。 子供の時、学校の学力テストで、10000人中2番と言う成績をとったことはあるが（自慢！）、110000人中1番というのは、凄いでしょ 単なる、すごろくゲームで一番の賞金が3千円分の…

映画「宗方姉妹」（1950年） ストーリー：古風な姉（田中絹代）とモダンな妹（高峰秀子）を中心に、失業中で不貞腐れている姉の夫（山村聰）、姉に想いを寄せる優しいがやや優柔不断な元恋人（上原謙）、その彼に想いを寄せるリッチで勝ち気な未亡人（高杉早…

親孝行 ちょっと古い話で申し訳なんですが、中国 で、親孝行を義務付ける法律ができたんだそうな。こんな事、私が一々断るようなことではないですが、法律で義務付けられるという事は、放っておいたら親孝行しない人が沢山いるという事ですよね。こんな事、…

痩せすぎ注意！標準体重は「長生きできない」と判明する(^^)v東北大学などの研究グループが、2009年に以下のような調査結果を発表しています。それは、1995年～2006年に宮城県内の40歳から79歳の男女約5万人を対象に追跡調査を行い、BMI別の平均余命を割り出…

映画「近松物語」を鑑賞する！(1954年 日本） いやあ、久しぶりに素晴らしい映画を観ました。この映画は、監督溝口健二、脚本依田義賢、音楽早坂文雄、撮影宮川一夫、主演長谷川一夫、香川京子。。。まさに、日本映画のオールスター夢の競演といった処でしょ…