書庫「溝口健二」創設!
書庫「溝口健二」創設!
自分自身が一番偉いと思っていて、
人なんかめったに尊敬しないわたくしめでありますが、
最近になって、溝口健二の映画を
「雨月物語」(1953年)
「近松物語」(1954年)
「山椒大夫」(1954年)
と続けて鑑賞して、
尊敬の念を隠すことが出来なくなってまいりました。
溝口の墓参までしたゴダールの溝口への傾倒ぶりは有名で、
「好きな監督を3人挙げると?」との問いに
「ミゾグチ、ミゾグチ、ミゾグチ」と答えるほどだった
そうですが、
大きな存在だったんですね。
その世界観の広がりを考えると、
私は黒澤明よりこの人の方が偉いような気が致します。
という訳で、いつ鑑賞するかはわかりませんが、
ネットレンタルで「祇園囃子」(1953年)を借りてまいりました。
これで、黒澤明の記事をもう少し書いて、
※それにしても、
1950年代に日本映画の名作が集中しているのは驚くべきほどですね。