ボブ フォッシー

ボブ・フォッシー(Bob Fosse)

(1927年6月23日 - 1987年9月23日)

「私の好きな映画監督」という書庫を作って、

いきなり、ボブ・フォッシーなんてマイナーな名前を出すのは、

いかにも通ぶっていやなのですが、

「キャバレー」(1972年)の監督と言われると、

御存知の方が多いと思います。




アメリカの映画・演劇関係者に多いユダヤ人のようですが、

「キャバレー」を見れば、そのユダヤ人迫害に関する想いが、よくわかります。

厳密に言うと、映画監督というよりも、

ブロードウェーの振付師として有名なのだそうですが、

私は、その舞台を見たことがありません。

しかし、数少ない映画作品に出てくるダンスシーンは、どれも秀逸です。

自伝的要素の強い「オール・ザット・ジャズ」(1979年)が、

私の一番のお気に入りで、

最近亡くなったロイ・シャイダーが、

柄にもなくダンスに挑戦しているラストシーンは、

特に気に入っています。

You TubeにUPされていました。

10分と長いので、お暇な方は見てください。↓


遺作となった「スター80」(1983年)は、

文豪ヘミングウェーの孫が主演したことぐらいしか

話題になりませんでしたが、

これも好きです。

映画の内容はあえて書きません。

(多分レンタルショップでも置いていないと思います。)