失われた文明

失われた文明

「インディ　ジョーンズ」の話ではないです。（笑）

（PART４で、懲りました！）

最近、ケーブルテレビをつけました。

よその地方では、知りませんが、

関西では、テリー伊藤を起用して、

やたら宣伝しているJ:COMというところの、

セールスマンに騙されて、

「地デジ対策になるし、まあいいか。。。」

ということで、加入したわけであります。

私は、衛星放送も付けた事がなかったので、

暇な時に、珍しげに観るのですが、

結構面白いものですね。

TV嫌いも、直りそうです。

ノエルさんが話題にしていた「刑事コロンボ」も、

「懐かしいなあ～」と思いながら観ております。

その中で、「ヒストリー　チャンネル」と言うのがありまして、

一日中、歴史に関する番組を流しているわけでありますが、

先日、たまたま、スペインのレコンキスタに関する、

（おそらく）イギリスの番組を興味深く観ました。

私は、スペインに関しては、全く無知なのですが、

このブログにファン登録していただいている、

スペイン在住のマキシムさんのブログで、

スペインの歴史をいろいろ教わり、

面白いものだと興味が湧いてきたところでした。

番組は、それ以前の,

イスラム文明がスペインを支配していたころの歴史に焦点を当てていました。

映画『アラビアのロレンス』に、有名なセリフがありますね。

知っているかね、中尉、ロンドンがまだ村落だったころ、

コルドバには３キロに渡った街灯があった。

要は、ヨーロッパが「中世の秋」だったころ、

如何にイスラム文明が進んでいたか？

というところを、番組は具体的に取り上げていました。

これが、非常に興味深かったです。

アルハンブラ宮殿

（これも世界遺産だ。。。）

↑なんでも、この美しい宮殿にしても、

高度に数学的に設計されているそうです。

しかし、その後のキリスト教圏の巻き返しによって、

イスラム教は徹底的に弾圧され、

何十万というアラビア語の書物は焼かれ、

ヨーロッパ文明におけるイスラムの貢献は、

過小評価されてきました。

こういうあたりに、

現在の中東紛争の根があるのではないか？

と思い、わからないなりに書いてみました。