村上春樹は○ープランドの夢を見るか?

村上春樹は○ープランドの夢を見るか?

 
前にも書いたように、ねじまき鳥クロニクルの後は、
ドストエフスキー「悪霊」の再読に挑戦しようと思っていましたが、
本屋でついでに、村上春樹「神の子たちはみな踊る」を買ってしまい、
本の冒頭に、「悪霊」からの引用があったので、
これも何かのご縁かと思い、
読んでみることにしました。(まだ、半分しか読んでいません。)
 
神戸の大震災に関連づけた短編集のようですが、
例によって、各エピソードに必ず、性的な言葉が頻出します。
「お○ん○ん」とか、「まぐ○る」とか。。。
神戸の地震と何の関係があるのか、さっぱりわかりません。
最後まで読んでいないので、何とも言えないのですが、
何度も同じことを書きますが、
どうして性的なイメージばかり出てくるのでしょうか?
イマジネーションの豊かさでは、大変すぐれた作家で、
大江健三郎氏より、ノーベル賞に値すると私は勝手に思うのですが、
性的なことばかり過剰に出てくるのは理解に苦しみます。
何も、私は聖人君子を気取るつもりはないですが、
こういった理由で、世界中の人が村上春樹を読んでいるのだとしたら、
悲しいことです。
 
もうそろそろ、私が卒業する頃なのでしょう。