金は出しても、口は出すな!

金は出しても、口は出すな!

今回の大災害の報道を目にして、
沢山の方々が「自分に何が出るんだろうか?」と思われているそうですが、
マスコミの情報など見てみるに、
やはりお金を寄付するのが一番いいみたいですね。
義援金を装った詐欺もあるそうなので、気を付けなければなりませんが。)
準備が整っていないのに、
ボランティアになど行くと却って向こうは迷惑なのだそうです。

例によって短気な猫さん 
は、
今回の地震騒動でまたブロ友さんと喧嘩してしまいました。
(詳しい経緯をお知りになりたい方は、過去記事のコメントをお読みくださいませ。)
でも、私が思うのには、
どうして私たちは素人と玄人の区別をつけないんでしょうか?
みんなが同じ知識、能力があるのが当然だという神話がある。
私の尊敬する中根千枝先生は、
これを「無差別的平等主義」命名しておられます。
日本人ほど「俺だって!俺だって!」と思う民族は無いそうなのであります。
「分業」ということを理解するのが難しい。
(因みに、その反対はインド人)
 
ある仕事を長く続けた経験のある方ならわかってもらえると思うのですが、
仕事の大変忙しいときなど、何も知らない素人に協力してもらうと、
却って有難迷惑なことが多い。
「小さな親切、大きなお世話」と陰口をたたかれます。
今回の原発事故に関しても、起こってしまったことは仕方がない。
俄か原発評論家にはウンザリです。
(自慢じゃないが、私はアインシュタイン相対性理論も理解していません。
私たち素人にできるのは、
命懸けで事態の収拾にあたっている方々に敬意をこめて
事故の早期解決と、
働いておられる方の無事を祈ることしかできないのでは?
と思う次第であります。