書庫「小津安二郎」新設!

書庫「小津安二郎」新設!


 
小津安二郎(1903~1963)
 
黒澤明の分厚いビーフステーキを食べ飽きたので、
小津安二郎お茶漬けが食べたくなりました。
 
東京物語(1953年)とか「晩春」(1949年)とか結構観ているんですが、
体系立てて観たことはないので、ゆっくり挑戦してみようかと。
なんでも、フランスなんかでは黒澤を凌ぐ人気だそうで、
タクシードライバー(1976年)の脚本家ポール・シュレイダーの書いた
小津に関する論文も、私は持っています。
小津と禅芸術を関係づけた内容ですが、
果たしてそんなに大層なものなんでしょうかね
 
 
東京物語で、最後に泣く原節子を見て、
「なんで、この人泣くんだろう?」と言って、
別れたカミさんに
「あんた、ほんとに小説家になりたいの?」と呆れられたことが、
遠い昔の思い出として甦ってきます。
まあ、その程度の鑑賞レベルですので、期待しないでくださいね。
 
※参考文献
小津安二郎の美学 映画の中の日本」 ドナルド・リチー著(教養文庫
「聖なる映画」 ポール・シュレイダー著(フィルムアート社) その他