何故、パソコンに「天才児」が多いのか?

何故、パソコンに「天才児」が多いのか?


 
 
私の事、よく御存じの方は知っていると思いますが、
私は車の運転ができません。
車の運転ができなくても、ヲタクライフはできるので、
どうしてあれほど危険な乗り物にみんな乗りたがるのか理解できません。
年間万単位の事故による死者が出ているのなら、
原子力発電所よりはるかに危険じゃないか
とコメントに書いたら、
詭弁だといわれましたけれど。
車の運転をするという事が、
「人間の独立性の象徴」に繋がっているというある方の文章を読んで、
初めて車の運転に夢中になる人の心理が理解できるようになりました。
なるほど、ハンドルを握らせると人格が変わる人が多いのも、
そのせいなんでしょうね。
でも、そういう人間の心を巧みに操って大儲けしているのは、
自動車産業だと思うんですが。


 PCが急速に普及しだしたのは、
私が青年期を迎えた頃からですが、
初期のPCは操作が難しかったこともあったからかもしれませんが、
自信満々の「天才児」が方々に出没いたしました。
私に愛想を尽かした前の奥さん 
も、
初期のころからPCの勉強に手を染め、
何も知らない私になんだかんだと講釈を垂れて、
返事ができない私を軽蔑の眼差しで見たものでした。
(でも、彼女「三角関数」も知らないんですよ。
 
私がPCの勉強を始めたのは2003年からです。
ですから、PCに詳しいとは言えません。
追いつこうと毎日勉強はしています。
ブロ友のぐりさん 
などは、私の事買い被ってくれるので、
恥ずかしい限りです。
 最初の頃は、インターネットの操作にも四苦八苦して、
マイクロソフト答えてねっとというサイトで、
よく質問を投稿したものです。
このサイトは、初心者の素朴な質問に、
PCに詳しい「素人」が無責任に答えるという形式だったんですが、
主催者の趣旨とは裏腹に、
自称「天才児」の罵詈雑言が行き交って、
「そんなこともわからないのか
とか、
「自分で調べろ
とか、
不愉快になる回答が増えてきて、
終いに質問するのが嫌になってしまいました。
最近覗いてみたら、このサイトは廃止になって、
プロの方が管理する新しい質問コーナーができていましたが。
この例にもよく表れるように、
何故かPCに手を染めると「天才児」になってしまう方が多いような気がします。
日常生活でも、しばしばそういう方を見受ます。
でも、そんな「天才」だったら、
会社を興して大儲けをすればいいのに。。。
思うに、PCの他人を介さない「操作性」というものが、
弄る人に一種の万能感を与えるんじゃないか
だから自分の事を「限りなく才能にあふれた人間だ」と錯覚してしまう。
私も度々そういう経験をしています。
そういうのって、
マイクロソフトアップル社の思う壺で、
結局儲けるのは、彼らじゃないんでしょうかね