映画「マイティ・ソー」を鑑賞する!

映画「マイティ・ソー」を鑑賞する

2011年 アメリ
 
※最近、映画レビューばかりのブログですよね。
 
あらすじ:神々が暮らすアスガルドの国では、全能の王・オーディンの息子・ソーの戴冠式が行われていた。しかし、敵対する氷の王国・ヨトゥンヘイムの巨人が侵入し、式は中止になる。腹を立てたソーは、オーディンの命に背き、ヨトゥンヘイムへ攻め込む。その身勝手で傲慢な振る舞いに怒ったオーディンは、ソーを地の国・ミッドガルドへ追放する。米国ニューメキシコ州の砂漠に落ちたソーは、宇宙物理学者のジェーンの車にぶつかり…。
 

もうファンタジーは飽きた
とか
なんとか言いながら、
惹きつけられて、
何とか最後まで観てしまいました。
まあ、
ストーリーはヒーローものの定石通りで、
特にどうという事はありません。
 
 

日本から、わざわざ浅野忠信さんが出る意味があったんだろうか
と言う疑問は残りますが、
(「スタートレック」シリーズの
ミスター加藤みたいな完全な脇役です。
ろくなセリフもない。
この手の映画は、
随所に反人種差別的な配慮をしないと
いけない時代ですので、
作る方も大変なのでしょう。
 
 
何でも、「マーベル・シネマティック・ユニバース」なるもの第4作目にあたるそうで、
第1作目の「アイアンマン」(2008年)が好きな私としては、
これからも楽しめそうなんですが、

こういう「人物再登場」と言う手法は、
フランスの大小説家バルザック(1799~1850)
始めたものでありまして、
決して、新しいものではありません。
なんでも温故知新なのであります。
という訳で、
若者よ、古典を読みましょう

それにしても思うのは、
前にも書いたと思うのですが、
どうして最近のハリウッド映画は
神話的イメージばかり追求したがるのか
これも、前にも書きましたが、
これには、世界各国の神話を元にしたスターウォーズ」サガの商業的大成功と、
その結果としてのVFXの異常な発達が背景にあるんでしょう。
やはり、C.ユング先生のおっしゃるように、
神話は、人間の普遍的無意識に働きかけるものがあるのでしょうね。
私は、食傷気味であります。
(↑それなら、観なきゃいいのに。)