「歯痛にだって、快楽はある。」

「歯痛にだって、快楽はある。」


 
 
 
「歯痛にだって、快楽はある。」と書いたのは、
かの文豪ドストエフスキー 
 (1821~1881)ですが、
(この人の小説の再読計画を私は立てたんですが、ほったらかし。)
歯医者が怖い怖い 
と言いながら、
生真面目に4か月に一度は検診を受けに行く私にも、
それなりの快楽があると気づいたのはごく最近です。
 
まず、おじゃま犬さんが推測されるであろうとおり、
二人の歯科医さんが比較的若い女

だという事もあります。

でも、そんな不埒な考えとは別に、
やはり歯石とか取ってもらうと気持ちがいい。
母親が生前、私が遺伝的に歯石ができやすい体質だと言っていましたが、
確かに4か月に一度はゴリゴリ削らなければならないのは、
そういう体質なのかもしれません。
歯槽膿漏にもならないし、すっきりいたします。
それと、怖いもの見たさという心理。
恐怖が大きければ大きいほど、
解放された喜びも大きいのであります。
人間の心理は矛盾に満ちている。
いまどき、S.フロイド (1856~1939)の名前なんて出すと、
みんなに笑われるんですが、
フロイドのいうタナトス(死の欲求)」というものなのかも。

 

 
 
と、このように歯医者通いだけでこれだけの哲学的考察ができる、
大変知的なブログなのであります。
善哉をほめるだけが能でない
新しくファン登録してくれた方もおられますので、
こういう事も書いてみました。