映画「シャロウ・グレイブ」を鑑賞する!

映画「シャロウ・グレイブ」を鑑賞する!


 
1994年 イギリス
 
あらすじ:グラスゴーのフラットに住む医者のジュリエット、ジャーナリストのアレックス、会計士のデイビッドは、新しいルームメイトとして自称作家のヒューゴを迎えた。
しかし、ヒューゴは部屋から出てこなくなり、3人が踏み込んでみると自室で死んでいた。後には麻薬と大金が残されていた。3人は死体を始末し、大金を手に入れようと企んだが、徐々にその人間関係が崩れていく。。。
 
複数のブロ友さんが褒めていたので、楽しみにしてこの映画を観ました。
ヨーロッパ映画といえば、
ちょっと退屈でケージツ的だというイメージが私には強いんですが、
この映画は、脚本がとてもよくできているので、
最後まで飽きさせないテンポのいい仕上がりになっていました。
CGなんて使わなくても、面白い映画が作れるという見本です。
オビワン・ケノビユアン・マクレガーの事実上のデビュー作ですが、
彼には何とも言えない人を引き付ける魅力がありますね。
この映画の基調をなすブラックユーモアにぴったりの配役でした。
 

 
作品のテーマは、
「お金は如何に人を変えてしまうか?」という、まあありふれた教訓でしょう。
最後には、殺し合いにまで至る「仲のいい」三人が、
元は人を見下した嫌味なインテリであるというのも、
この映画を興味深いものにしております。
(ほんと、大学教授なんて金儲けの事しか考えていないですよ~

 

 
スタイリッシュな映像と優れた演出
同じダニー・ボイル監督の
トレインスポッティング(1996年)も観てみたくなりました。
良い映画を観た後は、気持ちがいいものですね。
また、いいのがあれば教えてくださいませ。<(_ _)>