映画「死刑台のエレベーター」を鑑賞する

映画「死刑台のエレベーター」を鑑賞する


1958年 フランス
 
価値のわからない者に高価なものを与えても無駄であることのたとえに
「猫
に小判」「豚
に真珠」
と言う言葉があるのは広く知られていますが、
「猫
さんにヌーベルバーグ」
という表現もあることは、
あまり知られておりません。

もともと、フランス・ヌーベルバーグ
が食わず嫌いであった私は、
意を決して、この名作と呼ばれる映画に挑戦してみました。
後でネットで調べると、
 
ノエル・カレフのサスペンス小説を映画化した、フランスの名匠ルイ・マル監督のデビュー作。 ルイ・マルが、当時25歳という若さで作った本作は、ルイ・デリュック賞を受賞し、サスペンスの金字塔とも称される作品となっている。
マイルス・デイヴィスによる即興演奏、アンリ・ドカエによる斬新な手持ちカメラを生かした撮影、ジャンヌ・モローのクールな美しさ、フランスヌーヴェルヴァーグの代表的作品。
wikiより)
 
なのだそうですが、
観終わった感想を正直に申しますと、それほど感心致しませんでした。

「サスペンスの金字塔」と言う表現はちょっと大袈裟ではないか?

 

 
確かに、ハリウッド映画の文法からは逸脱した作り方であることは認めます。
公開された1958年には、
きっと衝撃を伴ってこの映画は受け入れらたのでしょうね。
でも、それ以降、いろいろな映画技法が発達した現代においては、
その表現方法や、物語は、それほど斬新とは思えない。
時代とともにその作品の価値は色褪せてしまったのではないのでしょうか
 

 
 
と言う感情がありますね。
何処の国の映画も、
物量作戦では20世紀の超大国であったアメリ
にかないません。
それが、皆さんがかくも
フランスヌーベルバーグを持ち上げる理由となっているのじゃないのですか?
勿論、この映画はアベンジャーズなんて
映画
より
何十倍も優れている事は私も認めます。
でも、それほどのものだとは私は思いませんでした。
ハリウッド映画にも名作は沢山あるように私は思うんですけどね~
 



読売ジャイアンツが強すぎるので、
阪神タイガースに入れ込む野球ファンの心理に似てやしまいか?
フランスヌーヴェルヴァーグって、そんなに凄いの?
誰か、説明してくださいませ。