今頃、映画「南太平洋」を鑑賞する!

今頃、映画「南太平洋」を鑑賞する!




1958年 アメリ
あらすじ
太平洋戦争の真最中、南太平洋のある島が舞台。ここに海兵隊のジョセフ・ケーブル中尉が任務を帯びてやってきたところからストーリーは始まる。戦争の悲劇の中、対日作戦に協力するフランス出身の農園主エミール・デ・ベックと、島の海軍の看護婦ネリー・フォーブッシュ、ジョセフと島の土産物屋メリーの娘リアットとの恋を描く。




大日本帝国
の軍人たちは、命懸けで戦争をしているというのに、
敵国
の軍人たちは、戦争の最中に好いたのホレた
にうつつを抜かしている。
わが国は、こんな軟弱な連中に負けたのかと、呆れてしまいます。
ヒットしたミュージカルを映画化したものなので、ナンバーはいいのが多いですが、
せっかくの美しい風景に、様々な色のカラー・フィルターを歌ごとにかけるという重大な演出ミス(それは舞台の照明切替を意識したものだったのだが)(wikiより)で、
この映画は台無しになりました。
お話の途中で画面が変色するので、
私は最初はネガの劣化によるものだと思ったくらいです。




ただ、後半、お話に人種差別が絡んでくると、俄然面白くなります。
今日では当たり前のテーマですが、
この問題には触れないだろうと思っていたので、驚きです。
(原作者が東洋に関心を持っていたらしい。)
日本軍の描き方も、決して差別的ではない。
白人女性
の持つ隠れた人種差別意識
を鋭くついておりました。。。

この映画を観終わった後、
偶然衛星放送で上映していた2015年のアクション映画を途中から観たのですが、
その演出のシャープさに痺れてしまい、
「南太平洋」の印象が随分希薄になりました。
やはり、1958年の映画ですから、古臭さは否めないですね。
映画と女房は新しい方がいいのでしょうかね?(笑)