映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を鑑賞する!
映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を鑑賞する!
2014年 アメリカ
年末年始には、結構映画を観ました。
そのいちいちに感想文を書くのも、面倒になってきましたが、
この映画は、ちょっとマイナーなわりに心に残ったので、記事にいたします。
昔から、どの町にでもいる、人生の落後者のようなダメおやじ。
(私も似たようなものか?笑)
両親が離婚し、孤独な生活を強いられるひ弱な少年。
この二人の交流を描いた映画であります。
多くの方がネットのレビューで指摘しているように、
特に、おっさんが少年に賭け事を教える場面など、
明らかに北野映画のパクリと言っていいでしょう。
それでも、ビル・マーレイの好演がこの映画を大変興味深いものにしています。
基本的にはコメディですが、最後にはちょっと涙ウルウルになってしまう。
(この手の映画のお約束事ですね。)
身重の娼婦を演じるナオミ・ワッツもいいです。
子供が人生を生き抜くために身に付けなければならない知恵は、
教育ママが眉をひそめるようなものの中に隠れている。
そんな事を教えてくれる映画でした。
珠玉の名作だとは思いませんが、お暇な方にはお勧めいたします。