敢えて問う!女性は弱者か?
ひと昔(ふた昔?)前のインテリが、揃いも揃ってマルクス主義者だったのと同様に、
現在、高等教育を受けた人とお話をしていると、
判で押したように、「女性差別!」と連呼なさいます。
先進国で流行っている最先端の思想を、
さも自分が考えたように吹聴するのは、
奈良時代からの日本人の悪癖だと思うのですが、
(そういうのをスノビズムといいます。)
そう言った事への、自覚はないようです。
前にも引用しました福田恒存氏の言葉を、再び引用させていただきます。
洋の東西を問はず、この小さな島国に流入してくる思想をかたはしから消化していく。といふとていさいがいいが、それぞれの思想がいかに自分と遠い距離があるか、見分けがつかず、やはり、べたべたとそれに膠着してしまふのです。それらを、自分が考えていたもの、あるいは自分が欲していたものと同じものだと思い込んでしまふ。自分との違いに気づき、自分との間に一線を引き、それが、自分の肌にべたりと貼りついてくるのを斥けながら、しかも、それを操るといふ事を知らない。。。
私は、対象との距離感の喪失を、私たち日本人の弱点と見なさざるを得ないのです。
私は、対象との距離感の喪失を、私たち日本人の弱点と見なさざるを得ないのです。
私は、正直のところ、フェミニズムの思想をよく知りません。
ジェンダーがどうの、と言われても、も一つピンときません。
それにもかかわらず、なんか変だな?と思ってしまうのは、
無知故でしょうか?
それでも、敢えて疑問を呈します。
数千年来、女性が抑圧されていたのだとすれば、
どうして、選挙権のある現在、
女性党に投票しないのでしょうか?
選挙の投票率が低い現在においては、
もしそうなれば、マジョリティである黒人が政権を取るに決まっているからです。
(事実、そうなりました。)
社会主義が、もっともらしい嘘だったのと同様に、
フェミニズムも、人間の生殖という大事な事を忘れた虚妄にすぎないと思うのですが。
賢明なる女性の方々の、御返事をお待ちしております。