「ノルウェイの森」読書感想文

ノルウェイの森」読書感想文



遂に先日、ノルウェイの森、読み終わりました。




わがブログは、一応紳士と淑女の方を読者として想定しております。




だから、一言お詫びをしたいです。




こんな、Hな小説だとは知らなかった!

露骨な性描写についていけないものを感じました。

羊をめぐる冒険はこんなHじゃなかったぞ!)

amazonの書評に、私と同じ意見の方がいらっしゃいましたので、

コピペさせてもらいます。


この作品を読んで一番奇異に感じたのは、恋愛小説を書くのにどうしてそう頻繁に「寝る」という言葉と、かくも細密な性描写が必要かということだった。
テレビBS2の衛星映画劇場で米国映画「恋愛小説家」と「月の輝く夜に」を見たが、寝る場面など殆どない。それでも、すばらしい恋愛映画だった。小説では、桐野夏生さんの「ダーク」に壮絶なセックス場面が出てくるが、人間性に基づいたしっかりした愛の裏づけがあり、人間的に真性の行為であることがよくわかるので、感動はしても、すこしもいやな感じはしなかった。
この作品の性描写や性的話題は過度に作為的で好感が持てるものではない。

↑全くの同感です。

なんで、こんな小説が、ベストセラーになったのか解かりません。(+_+)



日本の学生運動のいい加減さを揶揄する描写は、共感しましたし、

「グレート ギャツビー」なんて云う小説が、小道具として出てくると、

懐かしくて、嬉しくなってしまいました。

登場人物の一人一人も魅力的で、会話も面白かったですが、

やはり、露骨な性描写が。。。


それでも懲りずに、今度は、

世界の終りとハードボイルドワンダーランドに挑戦いたします。