「日本の知識人は、東京ディズニーランドの従業員である。」という仮説
「日本の知識人は、東京ディズニーランドの従業員である。」という仮説
まずは、「スノビズムとしての日本文化」と云う記事で、
「スノビズム」の意味がわからないと云う方が多かったので、
佐々木孝次氏の定義を紹介いたします。
すなわち、
『「新しさ」と「流行」の要素を持つものに、無条件に魅惑され、また魅惑されようとしてそれらを求める精神傾向の事』
だそうです。
これって、奈良時代から日本人がしてきた事じゃないですか?
再三書きますが、私は日本の知識人の胡散臭さを、
子どもの時から骨身にしみて知っているので、
高等教育を受けた人々が、無条件にエライと思う風潮に、
アレルギーを感じてしまいます。
でも、考えてみるに、明治以降に限ってみても、
私達は何回知識人に裏切られている事でしょうか?
古くは、第二次世界大戦中の知識人の行動。
99%の知識人は保身の為に、軍部に迎合しました。
従業員だったと思えば、
腹も立たないのではないのでしょうか?
↑平成時代のスノビズム
北朝鮮の現在の惨状に、何ら良心の呵責を感じない彼らの無責任さも、
東京ディズニーランドの従業員が、
お金儲けをしたにすぎないと思えば、当然の行為です。
我が尊敬する福田恒存氏も、日本の知識人を批判して、
「利潤追求の商業勢力にすぎない。近代の担い手ではない。」と断言しています。
皆さん!
日本の知識人は、アトラクションで演技をして金儲けしているにすぎないのです。
そんな人に正義を求めても、所詮無駄な話です。