瘤取り爺さん
瘤取り爺さん
それなら
そうです。
私、首の後ろに瘤を持っていたのです。
瘤ができ始めて十年以上経つのですが、
あまり目立たない小さな瘤でしたので、気にしていませんでした。
でも、最近になって会社の上司に瘤のことを言われたので、
思い切って切開手術を受けることにしました。
(記念に、瘤の写真を撮っておいたのですが、
幸福なことに、
いまだかつて大きな事故も大きな病気もしたことがない猫さんですので、
物心ついての初めての手術にかなり緊張しました。
(↑写真は、ネットからお借りしました。)
テレビで出てくるようなオペ室に連れて行かれ、
お医者さんは、看護婦さんと世間話をしながら私の瘤にメスを入れます。
時々「大きいですね。」とか看護婦さんが言っていたのは、私の瘤の事でしょう。
高さはなかったのですが、かなり大きな瘤になっていたようで、
30分は、手術していたように思います。
結局何も見ずに、手術は終わりました。
誰に聞いても、心配するような手術ではないと言うのですが、
家に帰って再び出血し始めて、
その日のうちに二度、病院に行くことになりました。
痛くはないのですが、当分は難儀な思いをしないといけないようです。
長年じゃまっけだったものがなくなて、
ホッとしました。
でも、淋しい気もします。。。