S.スピルバーグが「天才バカボン」を3D実写映画化へ

S.スピルバーグが「天才バカボン」を3D実写映画化へ


 
2011年3月27日、
スティーブン・スピルバーグ監督(64)率いるドリームワークスは、
同監督の次回作として日本の漫画天才バカボンの3D実写映画化を製作することを発表した。
英題は「The Genius Bakabon:The Movie」.
かねてより、赤塚不二夫原作の同漫画の熱烈なファンであったスピルバーグは、
1990年代に映画化権を獲得して構想を温めていた。
予算は2億ドル。
今年の夏より、オーストラリアに広大なセットを建設して撮影に入る予定。

注目のバカボンのパパには、太陽の帝国」(1987年)で同監督の映画に出演し、それ以来親交の深いガッツ石松(63)↓がすでに決定。
 

 
バカボンのママ」には、アカデミー賞女優ナタリー・ポートマン(30)↓。
 

 
バカボン」「はじめちゃん」は、広くアジア一般を視野に入れて、
オーディションを行うのだそうだ。
ちなみに、ナタリー・ポートマンが日本語が堪能なため、
映画は全編日本語で撮影される模様。
(以上 AP通信より)


解説:「スピード・レーサー」(2008年)「ドラゴンボール」(2009年)など、近年の日本のアニメの映画化は、必ずしも成功しているとは言えない。「1941」(1979年)の大失敗の経験を持ち、コメディが苦手というスピルバーグが、このシュールな漫画をどのように映画化するのかに注目が集まっている。噂によると、ニコラス・ケイジが「レレレのおじさん」での出演を熱望しているという。日本の漫画・アニメの海外での浸透度は、われわれの想像以上のようだ。