南禅寺・その1

南禅寺・その1


 
常日頃、日本人は宗教心がいい加減だとが、
節操がないと難癖をつけている私ですが、
そういう私も節操がない。(笑)
詩仙堂に行ってみようと思って、京都の市バスを乗り間違えて、
停留所の名前にあった「南禅寺」に惹かれて、
なんの予備知識もなく南禅寺に予定変更いたしました。
 
 


 
 
アーノルド・トインビー
という有名なイギリスの歴史学者は、
「日本人が神社仏閣を参拝する姿は、
宗教的であるというより唯美的にみえる。」
というようなことを言っていたような記憶がありますが、
私もその例外ではありません。
この際、教義なんてどうでもいいんです。
この南禅寺も、有名な禅寺という以外何も知りません。
それでも、美しい庭園を眺めていると、
何かしら心が落ち着くのが不思議です。
庭園の草木から出る何とかという成分が、心を落ち着けるのでしょうかね?
その「心の平安」を、2回に分けて皆様にお分けしたいと思います。
 
南禅院
 









 
 
つづく