正月の京都・その2 二条城再訪
正月の京都・その2 二条城再訪
という事で、美しい宇治平等院鳳凰堂の後に、
電車を乗り継いで、二条城にも行ってまいりました。
昔、中国残留孤児が日本に祖国見物でやってきたとき、
必ずこの二条城を訪れるので、
さぞかしすごい建築なのかと思っておりまして、
梅の季節に訪れてみてガッカリした事は、
友人が行きたいというので再訪したんですが、
相変わらずその良さは、私にはわかりませんでした。
天守閣でも再構すれば見栄えもするだろうと思うのですが、
世界遺産ですからそういう訳にもいかないんでしょう。
でも、友人は「壮大だ。感動した。」と、
平等院よりこの二条城の方が気に入った様子でした。
人の意見はそれぞれですね。
民主主義とは元来、
自分の思っている考え・意見を正直に言える社会制度であります。
少数者の意見をも尊重する。
それがどういう訳だか、日本においては、
「空気が読めない」とかなんとか、
みんなが一緒の意見を言って行動する事という意味に
変質しているように思われます。
私の好きな北野武さんも「毒舌家」だなんて言われていますが、
彼が言っていることはごく常識的なことが多い。
でも、世間の「空気」に逆らうことが多いので、
思っていても言いたくても言えない人には人気があるんでしょうね。
ついでに、
これについては、次回に。