映画「ドラゴン・タトゥーの女」を鑑賞する!

映画「ドラゴン・タトゥーの女」を鑑賞する!

2011年 アメリ
 

 
 
 
みんなに結構評判が良くて、原作もベストセラーになっている映画を、
貶すのは猫さん
らしいと思われるかもわかりませんが、
意識的にしている訳ではありません。
たぶん名作であろう原作も、
この映画のもとになった2009年公開のスウェーデン映画も、
観ないで評価するのもあれなんでしょうけれど。
もしかしたら、デヴィッド・フィンチャー(この映画の監督)が好きでないのかもしれない。
エロ・グロ映画の苦手な私も、
この映画のそれは作品の展開上必要性があって抵抗なく受け入れましたが、
聖書を基にした猟奇殺人事件とか、名門一族の裏の世界とか、
よくある話じゃありませんか.。
 
原作シリーズ全編を通して描かれるテーマは
女性への偏見・軽蔑・暴力なのだそうで、
それはとても納得できるんですが、

それなら、
子供の時から性的虐待を受け続けた
リスベット・サランデル
(すなわちドラゴン・タトゥーの女)は、
何故いとも簡単に
ミカエル・ブルムクヴィストダニエル・クレイグ)に恋をしてしまうのか?
 
 
 
 

それと、リスベット・サランデル
あまりにスーパーガール
すぎる。
過去に男性に嫌な思いをさせられた女性が見たら、
彼女の活躍に拍手喝采を送るのでしょうけれど、
この人、クリプトン星から来たのかと思うぐらい、(笑)
すべてにおいて有能すぎる。
「天才ハッカー」って
普通はそんなに簡単になれませんよ。
 
 
 
 
私の好きなステラン・スカルスガルドは好演していたし、
ルーニー・マーラは、大変チャーミング 
でした。
念のため。



最近の欧米の映画は、
執拗に未成年者への性的暴行を作品のテーマにいたしますが、
そんなに多発しているんでしょうかね
日本でそういった報道をあまり聞かないのは、
日本でも多いのに、隠しているだけなのでしょうか