映画『アルジャーノンに花束を』を鑑賞する

映画『アルジャーノンに花束を』を鑑賞する

1968年 アメリ
 

 
これは、結構有名というか、いろいろなところでリスペクトされるお話で、
(リメイクもたくさんある。)
元になった小説を読めば、きっと感心するんでしょうけれど、
この映画は、私はあまり評価できませんでした。 
何より、今の時代からすると演出スタイルが古すぎる。
自分の言葉でうまく表現できませんので、
ネットでぱくった文章をそのまま載せます。
 
映画評論家のヴィンセント・キャンビーは「自意識過剰の現代ドラマで、ほろ苦い恋愛も含めて精神遅滞を食いものにした最初の映画である。」とし、ロバートソンの演技を「本格的」としながらも「私たち観衆は彼らを覗き見ているような感覚になり、彼を同情の目で見るのと同様に、自分たちがチャーリーでなくて良かったと漠然と不愉快な気持ちにさせられる。」と言った。キャンビーはネルソン監督を、向かい合った2人の会話をそれぞれ同時に映すスプリットスクリーンを利用したり小さなサイズの画像を大きな画面に入れ込んだりするなど、まるで『新・万国博覧会』の監督のようだと評した。(wikiより拝借 
 
この映画の演技でアカデミー主演男優賞を貰ったそうですが、
なんか、ハンディキャップを持った人の演技をすると、
この賞を貰えることが多いみたいですね。
でも、それって差別意識の裏返しだと私は思うんですけど。
ヴィンセント・キャンビーさんと同意見。
ちょっと偽善的な映画だと私には思えました。
 

 
 
 
※人の意見はそれぞれですので、感動された方の意見も聞いてみたいです。