耳障りな言い方

耳障りな言い方


 
 
 
 
 
誰がどう広めたのかは知りません。
私はTVを観ないので、
もしかしたら、TVの影響なのかもしれません。
けっして流行語大賞などには選ばれませんが、
その時代時代によって、
皆が好んで使う言い回しと言うのがあるみたいですね。
私の子供のころには、「結局」という言葉を、
何かにつけ会話の最初に持ってくる人が多かったように思います。
 
「人生と言うのは、結局生きていくという事で、結局。。。」
(何が言いたいのだ!)
 
最近猛威を振るった副詞(?)に「やっぱり」があります。
この言葉は現在でも大変愛用されています。
一日、TVでのタレントさんなどの会話を録音して、
何回「やっぱり」を使うか調べてみたら面白いと思ったことがあります。
ふと気付いたんですが、
ある人が会話の中に「やっぱり」を頻繁に使う場合は、
その人は建前を言っていると思って差支えないでしょう。
 
高校野球と言うものは、やっぱりアマチュアですから、
やっぱり個人の成績よりも、やっぱりチームワークの大事さを。。。」
 
 
今、流行ってる言い回しを挙げてみます。
(と言っても、私の知っているのは関西地方に限られますが。)
 
  • 「そうなんや。」
これは、相手のお話に相槌を打つときに頻繁に使われます。
なんか、不愉快な気がしませんか?
友人にそれをたしなめたら、以後使わなくなりましたが。
 
  • 「~みたいな。」
ほかの地方に住んでいるブロ友さんもコメントで使っておられたので、
全国的に広がっているんでしょうね。
断定を避け、曖昧さを好む日本ならではの表現でしょうが、
何でもかんでも、会話の末尾に「~みたいな。」と言うのは変じゃないですか?
自分の言動に責任を取りたくない逃げの姿勢が感じられて、
これも、私が気に入るところではありません。

※その他、女性 
が好んで使うのに、
「○○あり~の、○○あり~の」とかいう表現がありますが、
これは私は詳しくありませんが、
さほど不愉快な気持ちは起きませんよね。
 
以上、年寄りの繰り言でした。
 
他に、思い当たるものがあったら、教えてくださいませ。