向上心

向上心


 
 
 
坂本龍馬と言えば、幕末の志士の人気ナンバーワンで、
NHK大河ドラマにもたびたび登場している人物です。
逞しい行動力と、その悲劇的な最期が、
多くの男性の尊敬を集めるのでしょうか?
私の今まで出会った人々の中にも、
坂本龍馬を尊敬する」と言われる方が結構おられました。
しかし、どういう訳だか、私はこの人物にあんまり興味がなくて、
(もっと、性格の屈折した人の方が面白い。
詳しい逸話などは知らないんですが、
おそらく今日の坂本龍馬像の確立に限りなく影響を与えたのが、
司馬遼太郎の小説「竜馬が行く」であろうとは想像がつきます。
私はこの小説も読んでいないし、
大体、司馬遼太郎の小説が好きではない。
で、私が坂本龍馬と言われると真っ先に連想するのが、
漫画巨人の星のこのエピソードです。


 

 
 
竜馬はこういった。
"いつ 死ぬか わからないが
いつも 目的のため 坂道を 上っていく。
死ぬときは たとえ どぶの中でも
前のめりに 死にたい"
…と
 
如何にも、星一徹の好みそうな逸話ですね~(笑)
この話自体、坂本龍馬がこんな事を言ったという証拠はなく、
出典はどうやらやっぱり「竜馬が行く」なのだそうです。
一時、ヒップアップと言うお笑いグループが、
笑いのネタにしておりました。(こんな話、誰も知らないでしょうね。
 

 
 
ただ、子供の時に聞いたり見たりした話の影響は大きいようで、
この話は、私の好むところであります。
幾つになっても向上心を失いたくない。
どんな環境に置かれても、自分の限界の範囲内で前進していきたい
私が度々引用する論語の中の一節

朝に道を聞かば夕に死すとも可なり
 
に通じる精神ですね。

このブログには直接関係ない事なんですが、
ちょっと嫌な出来事がありましたので、
こういう事を書いてみました。
ああ、説教くさいなあ。。。