「R100」・第二回水野晴郎賞候補?

「R100」・第二回水野晴郎賞候補?


 
 

漫才師松本人志監督の映画「R100」が、散々の不入りで、
早々に上映打ち切りになりそうな情勢なのだそうです。
最近何かと落ち目らしいこの方に、
さらに追い打ちをかけるような悪口は書きたくない
のですが、
大体、まずもって、
全盛期からして、ダウンタウンの笑いと言うものが、
私には全く分かりませんでした。
関西人なのに意外だと思われる方もおられるやもしれませんが、
何が面白いのかさっぱりわからない。

これは私が歳を取ったから、
若い人のセンスが理解できなくなったからだとも言えるでしょうが、
私が若い頃隆盛を極めた萩本欽一さんも、
私はどこが面白いのかわからずに終わりました。
だから、必ずしも私の歳のせいとは言い切れまい。
(こんな事を書くと、眉をひそめるやもしれませんが、
わたしは島田紳助トークが大好きで、今でも復帰を願っております。)
 
売れた漫才師が安易に映画を作る事への批判も随分あるようです。
漫才師としての先行きが怪しいので、映画監督に転身を図りたい。
ビートたけしの名作ソナチネ(1993年)も、
公開された当時は全くの不入りで、
上映二週間で、早々と打ち切られました。
もっとも、この映画は、海外では絶賛の嵐でして、
監督北野武を世界に知らしめたきっかけとなりました。
要は、日本の映画観客に、
北野作品の天才性が理解できなかったという事でしょうが、
今回の松本作品ではそうでないみたいですね。
やっぱり、先輩ビートたけしの真似をしてもダメなのかな~
 
※映画ソナチネについては、こちらを観てください。
音楽の素晴らしさに、痺れます。
 
 
 
みんなに「つまらない」と言われている映画を、
わざわざお金を出して映画館まで観に行くほと、
暇もお金もないので、
この映画を鑑賞された方に伺いたい。

わがブログの選ぶ栄えある「第二回水野晴郎賞」に
値する駄作映画でしょうか
 
水野晴郎賞の趣旨が理解できない方はこちらまで。)