映画「テッド」を鑑賞する!
映画「テッド」を鑑賞する!
2012年 アメリカ
私の投げやりな映画感想文が面白いと言っていただける方もおりますので、
この映画のミソは、童心の象徴であるようなテディ・ベアが、
下ネタばかりのジョークを連発して笑わせるという点にだけあって、
細かいジョークのネタは、
まあ、笑えることは笑える。
とても子供には見せられない内容ですが、
同時代を生きた人間にとっては懐かしい話が多い。
ただ、中盤からジョークが度を過ぎるように思えて、
それを、俄然後半シリアスな展開にして、
そこでほろりとさせたいのでしょうが、
前半のお話との整合性はあんまりありません。
という訳で、
上品なわがブロ友さんにはお勧めできる映画ではありません。
しか~し、
この映画の中で繰り返しオマージュが捧げれられる
「フラッシュ・ゴードン」(1980年)なる映画は、
私も若い頃繰り返しビデオで観た記憶があって、
陳腐な喩えですが、
「フラッシュ・ゴードン」は、
最初にジョージ・ルーカスが映画化しようとした企画でしたが、
その頃はお金がなかったルーカスは、映画化権を買えなくて、
仕方なしに「スター・ウォーズ」を作ったという経緯があります。
急きょほかの人によって映画化されたいわば二番煎じの映画。
巨額の映画製作費を投入したにもかかわらず、
非常に残念な出来栄えになった謂わばB級映画ですが、
何故かこの時代に生きた私にとって懐かしいんですよねこれが。
そういうヲタク心をくすぐるように出来ているんでありまして、