2015-03-14 映画「ゴジラ」(2014年)を鑑賞する! 映画【2010年代】 映画「ゴジラ」(2014年)を鑑賞する!2014年 アメリカ最初から、あんまり期待していなかったので、私は結構楽しめました。私達日本人が、ハリウッド版「ゴジラ」に期待するものと言えば、日本のせこいミニチュア作りの特撮ではない、本場のCGを駆使した怪獣の咆哮を見たいだけであって、誰も、人間ドラマを楽しもうなんて言う気はさらさらないでしょう。この映画の、薄っぺらな家族劇なんて、どうでもいいんです。ゴジラが、アメリカで吠えてくれたら、それでいい。そう言う意味で、1998年版のそれは、われわれの期待を大いに裏切ってくれました。科学的に検証すれば、1998年版の方がリアリティがあるんでしょうけれど、「ゴジラ」は、もともとSF映画ではないのであります。ゴジラは、怪獣ではなくて、破壊神なのであります。唯一神を信仰し、人間を万物の霊長と捉えるキリスト教倫理観には、やはり相容れないものがあるのかもしれませんね。この映画では、破壊神ゴジラが、日本産である事が強調されます。(1998年版には全くそれがなかった。)第一作目(1954年)と同じく芹沢猪四郎博士が出てまいりますが、演じる渡辺謙さんの演技は酷いもんです。でも、そんなこともどうでもいい。ゴジラが最初から、正義の味方みたいな設定なのは面白くないですが、一応、ムートーなる敵役の怪獣も登場いたします。これって、方々でみんなが指摘しているように、平成版ガメラ(1995年)のギャオスのパクリですよね^^まあ、この際こういうのも大目に見てあげましょうね。この映画には、日本特撮映画への敬意が感じられますから。ゴジラが、例の咆哮をしてくれたら、私としては満足なのであります。他に何もいりませぬ~♪続編の製作が決定しているそうで、続編には、ラドン、モスラ、キングギドラも出てくるそうな。キングギドラをどのように科学的にこじつけるんでしょうかね?(笑)