映画「ホビット 決戦のゆくえ」を鑑賞する!
映画「ホビット 決戦のゆくえ」を鑑賞する!
私はJ・R・R・トールキン原作の一連の映画が大好きで、
原作を愛読している方からすれば不満も多いらしいですが、
前にも書きました様に、
原作からくるであろう物語の上品さ、道徳性は私を魅了してやまない。
普遍的無意識に働きかけるんでしょうね。
延々と続くバトルシーンも、
「アベンジャーズ」(2012年)のそれように冗長ではなく、
最後まで一気に楽しめました。
(こういう点が、女性にはちょっとしんどいかも。)
前作「ホビット 竜に奪われた王国」(2013年)で感じた欲求不満を、
この最終章で一気に解消してくれる。
まあ人間にとって「黄金」より「友情」が大事だという
少年ジャンプのマンガのようなお話なんですが、(笑)
重厚な演技陣が、物語に説得力を与えます。
このサガの魅力は、ファンタジー映画でありながら、
この原作に影響を受けた「スターウォーズ」サガが、
「ジェダイの帰還」(1983年)以降、興行的リスクを回避するために、
お子様ランチに堕してしまったのとは対照的です。
「ロード・オブ・ザ・リング」から続く
おなじみの登場人物にもう会えないかと思うと淋しいですが、
トールキンの原作は膨大な量なので、
レゴラス様(オーランド・ブルーム)の後日譚なんかが