映画「ホビット 決戦のゆくえ」を鑑賞する!

映画「ホビット 決戦のゆくえ」を鑑賞する!




2014年 ニュージーランド イギリス アメリ


私はJ・R・R・トールキン原作の一連の映画が大好きで、
ホビット」三部作の最終章にあたる本作も充分に楽しめました。
原作を愛読している方からすれば不満も多いらしいですが、
前にも書きました様に、
原作からくるであろう物語の上品さ、道徳性は私を魅了してやまない。
普遍的無意識に働きかけるんでしょうね。
延々と続くバトルシーンも、
アベンジャーズ(2012年)のそれように冗長ではなく、
最後まで一気に楽しめました。
(こういう点が、女性にはちょっとしんどいかも。)




前作「ホビット 竜に奪われた王国」(2013年で感じた欲求不満を、
この最終章で一気に解消してくれる。
まあ人間にとって「黄金」より「友情」が大事だという
少年ジャンプのマンガのようなお話なんですが、(笑)
重厚な演技陣が、物語に説得力を与えます。




このサガの魅力は、ファンタジー映画でありながら、
全く子供

に媚びていないところ
にあると私は思います。
この原作に影響を受けたスターウォーズサガが、
ジェダイの帰還」(1983年)以降、興行的リスクを回避するために、
お子様ランチに堕してしまったのとは対照的です。
子供を舐めてはいけないのであります。














おなじみの登場人物にもう会えないかと思うと淋しいですが、
トールキンの原作は膨大な量なので、
また、スピンオフが作られるでしょう。













































レゴラスオーランド・ブルーム)の後日譚なんかが
語られるんじゃないのでしょうか~?