マクドナルドの終焉?

マクドナルドの終焉?




実は、モニタリングを兼ねて、2週間に一度ぐらい、
深夜にマクドナルドに食べに行っているんですが、
先日、そこで信じられない光景を目撃しました。
店の責任者らしき人が、カウンター越しにお客さん(友人)と無駄話をしている。
以前のマクド(関西ではこう呼ぶ)では考えられない光景で、
従業員の士気が落ちている顕著な証拠だと、私は思いました。





やれ、異物混入だとか何だとか、いろいろなマクドナルドに関する悪い話は、
去年あたりから、散々マスコミ等に流れているので、
私が改めてここで書くまでもありません。
あまりに、バッシングが酷いので、
何かの陰謀ではないかと勘繰りたくなるほどですが、
マクドナルドの経営が巧くいっていないのは、日本
だけでないらしいので、
もっと、根本的な原因があるんでしょうね。

私が外食産業にいた頃は、日本マクドナルドといえば業界の優等生
徹底した商品の品質管理と、アルバイト従業員の教育は、皆のお手本でした。
「水商売からの脱却」を目指していた我が会社の幹部は、
いつもマクドの話ばかりしていた。
それが、どうしてこんなにダメになったのか?



いろいろとケチはつけられますが、
月食べている私から言えば、特に品質やら、接客サービスの低下は、
それほど目立っているとは思えません。
要は、飽きられたんじゃないのでしょうか

外食産業なんて、生活必需品を売っている訳ではない。所詮娯楽文化です。
徹底した接客サービスやら、商品品質管理は、今時珍しくなくなった。
それでいて、よく考えてみれば、
マクドナルドの商品って、大変値段が高いんですよね。
ジャンクフードにしては、高すぎるように思う。
矢鱈と、安売りしていた時期もありましたが、
ああいうのも長い目で見たら裏目に出たもかもしれません。

盛者必衰 は世の習い。他人の不幸は蜜の味


これから、マクドナルドがどのように変貌していくか、
興味は尽きない処であります。