2015-06-22 本の墓場 その1 アンドレ・ジッド かつての文学少年 本の墓場 その1 アンドレ・ジッド※もう読み返さなくなって、古本屋に出そうと思う本を、何らかの記録に残しておきたいという大変未練がましいコーナーです。アンドレ・ジッド(1869~1951)今では、殆ど読まれなくなったと思うのですが、かつては、日本の知識階級に大きな影響を与えたフランスの作家です。その作品を全部読んだわけではないのですが、キリスト教の信仰と、自らの同性愛との葛藤に苦しめられたその人生は、わたしには大変共感できるものでした。ストイックな作風に惹かれました。今回捨てる本(全部、新潮文庫)「背徳者」「狭き門」「田園交響楽」「一粒の麦もし死なずば」