2015-06-30 本の墓場 その4 テネシー ウィリアムズ かつての文学少年 本の墓場 その4 テネシー ウィリアムズテネシー ウィリアムズ (1911~1983)私は、この劇作家が大好きです。この人の姉が、わたしの母と同じ病気だったせいもあるのでしょうが、特に自伝的色合いの強い「ガラスの動物園」はマイ ベスト。この人の戯曲は、マーロン・ブランドとかヴィヴィアン・リーとかを主役にして、映画化されているので、そちらをご覧になった方も多いでしょう。なんとポール・ニューマンが監督した「ガラスの動物園」の映画も存在するので、観てみたいのですが、日本ではDVDになっていないようです。そう言えば、先日鑑賞したウディ・アレンの「ブルー・ジャスミン」(2013年)も、「欲望と言う名の電車」を下敷きにしていました。アメリカでは大変尊敬される劇作家のようです。短い戯曲ばかりなので、読まれていない方は、是非一度読んで頂きたい。今回捨てる本 (全部新潮文庫)「ガラスの動物園」「欲望と言う名の電車」「やけたトタン屋根の猫」