映画「パッション」を鑑賞する!

映画「パッション」を鑑賞する!



2012年 ドイツ フランス

あらすじ:省略(観る者の楽しみは、奪ってはいけない。)

近年、絶不調のデ・パルマさんが、その原点に返って作った映画でしたね。
意味がよく判らんハリウッド大作映画は、やっぱり不向きな方のようで、
こういう女性蔑視
ヒッチコックの物まねのようなB級映画が、
この人の真骨頂でしょうね。
久々に、デ・パルマ節を堪能しました。






ミステリーとしては、決して上質のモノとは言えないのですが、
そんなこと、どうでもいいんですう~
殺しのドレス(1980年)だって、サスペンスとしては二流だった。

すぐに犯人が判ってしまう。
細部を楽しむ映画であります、細部を。
決して、万人に好かれる映画作家ではありませんが、
大金持ちになって、
優等生映画ばかり作る様になったS.スピルバーグより上だと私は思う。




私がこの人のこの手の映画を観ると、郷愁の念

に駆られるのは
子供の時に女性に囲まれて育ったからでしょうかね?
意地悪な女性をたくさん見たい方には、この映画はお勧めでありんす~