過激な職場

過激な職場



今の職場は、しんどいしんどいと言いながら、
私にとっては実は快感なんでしょう。
なんだかんだって、10年近く勤めております。

私の職歴を顧みるに、
ファミレスパン工場家電量販店と、しんどい処ばかり。(笑)
バブル経済時代のファミレスの多忙さは、
ちょっと言葉では表現できません。
会社の寮で突然死してしまったコックさんもおりました。
私自身、見習い時代に100人のお客さんを一度に一人で接客した事があります。
パン工場では、夏場は摂氏45度くらいの暑さになる。
そんな環境の中で、パンを焼く作業を任されておりました。
今勤めている家電量販店の忙しさも、これまたえぐい。
ただ、ファミレスと違って、人材が集まりやすいという利点がありますね。

自慢話をしているんではなく、
私、こういうえぐい職場が好きなんでしょう。
本当かどうかは知りませんが、
地方の公務員だと、することがなくて1日TVを眺めていても、
お給料が貰える処があるらしい。
でも、そんな処に私が勤めたら、神経症が悪化しそう。(笑)



黒澤明の映画においては、主人公はいつも危機に直面致します。
人間を極限状態に追い込むことで、その人間の本性を暴く。
そう言う映画の影響を、無意識的に受けているんでしょうか?
今勤めている職場でも、
例えば、(前に書きましたように)私の大嫌いな、ただ可愛いだけの女の子は、
すぐに辞めてしまう。正体がバレてしまうんです。
不器用でも、実直な人間だけが生き残る。

昔、神経症でイライラしているときに、
精神科医の先生に
「君がイライラするのは、何もすることがないからじゃないのか?」
と言われました。
貧乏性の性格なんでしょうね^^