京阪電車 萱島駅のクスノキ

京阪電車 萱島駅クスノキ

毎日、通勤途中に通っているので、私は見慣れた光景ですが、
関東などにお住いのブロ友さんには珍しいかもしれないので、記事にします。







幹の周囲7メートル、高さ20メートルの巨大クスノキは駅高架下にある萱島神社のご神木。約700年前の鎌倉時代から立つ。萱島駅が現在の形になったのは1980年。なぜ巨木がホームを貫通するデザインになったのだろう。
「土地を守ってくれている大事な氏神さんのご神木を切るとは何事や、と地元住民が立ち上がったんです」。近くに住む萱島神社代表総代の古箕(ふるみ)豊さんが当時を振り返る。
 高度成長期の72年、郊外の人口増加に対応して京阪電鉄土居駅(同守口市)から寝屋川信号所(同寝屋川市)までの高架複々線化工事に着手した。萱島駅は少し南側に移動することになった。
 そこには萱島神社があった。京阪電鉄は神社境内と隣接地を買収したが、地元住民からクスノキの保存運動が起こる。中心になったのが豊さんの父、繁雄さん。京阪電鉄の社長に直談判するため、仲間と連れだって出かける父の姿を豊さんはよく覚えている。
 ご神木を切ればたたりがある――。そんな噂もささやかれた。豊さんは「沿線に大きな事故でもあれば大変、という文句がだめ押しになった」と笑う。願いは通じ、駅舎をくりぬいてクスノキを保存することになった。「工事費用もずいぶん余分にかかったとか。ありがたいこと」
 ホーム上の幹の周囲は透明なアクリル板で囲まれている。鉄骨製の天井を見ると枝の一部が屋根に食い込んでいた。この10年間は枝を切っていないというが、少しずつ成長し続けているのだろう。(以上、ネットよりパクった文章です。


文化不毛の地と呼ばれる河内地方ですが、京阪電鉄はこんな粋な計らいをしたんですね。こういう光景は、全国的にも珍しいそうです。
ついでに、京阪電車でしか見られない光景をもう一つ。

河内にも、豊かな文化があるんですね~