今頃、映画「寒い国から帰ったスパイ」を鑑賞する!



最近は、映画館でロードショウを観る事が多くなってきました。封切りされたばかりの映画を観るのは、(以前にも書きましたが)皆さんの話題について行くのに好都合ですが、如何せん、名作ばかりに出会えるとは限らない。高いお金を払って、勿体ないと思う事もしばしばです。
一方で、衛星放送で放映された映画を録画したDVDも随分溜まってきました。こちらは、過去の作品群から私の見たい映画を選んであるので、名作ばかりが集まっている(はずです)。
で、今日は、映画館に行かずに、過去に録画した古い映画を鑑賞しました。
 

今頃、映画「寒い国から帰ったスパイ」を鑑賞する!

1965年 イギリス



こういうスパイ・サスペンス映画は大好きです。
 随分と古い映画ですが、全然古臭さを感じさせない。やはり、原作とか脚本がいいと、映画は生きますよね。最後まで、ハラハラドキドキしながら、鑑賞致しました。



ジョン・ル・カレ原作の『寒い国から帰ってきたスパイ』を映画化。イギリス情報部のリーマスが密命を帯びて東ドイツに潜入した。彼への指令は、東ドイツ諜報機関の実力者、ムントを失脚させることだった。リーマスは、ムントに敵対するフィードラーに接触、ムントが二重スパイであると告発する。任務は上手くいき、ムントは査問機関にかけられることになったが……


リチャード・バートンが渋い。ショーン・コネリージェームズ・ボンドより現実的でカッコよかった。こんな事書くとネタバレ
になりますが、私は、英国共産党員であるナンシークレア・ブルーム)が実はダブル・スパイだったというオチが付くと予想していたのですが、そうではなかった。何ともほろ苦い結末でした。




それにしても、ジェームズ・ボンドもそうだけれど、スパイって、いかにも女にもてそうなこんな男前の人がやるものなんでしょうか?
目立ってしょうがないと思うけどなあ。。。(笑)