映画「人生は小説より奇なり」を鑑賞する!

映画「人生は小説より奇なり」を鑑賞する!

2014年 アメリ



ニューヨーク・マンハッタンで、39年間連れ添った熟年ゲイ・カップル、ベンとジョージは、同性婚が合法化されたことを受け、周囲の祝福の中で結婚する。しかし、ジョージが同性婚を理由にカトリックの学校の音楽教師としての職を失ったことから、2人は長年住み慣れたアパートから立ち退かざるを得なくなる。ベンは甥エリオットの家に、ジョージは元隣人のゲイ・カップル、テッドとロベルトの部屋にそれぞれ居候することになる。新婚でありながら離れて暮らすことになった2人は、それぞれの居候先で居場所のなさを感じる。

何で、この映画を録画したのか忘れてしまったのですが、私は題名に惹かれたのでしょうかね?「人生は小説より奇なり」。。。 誰がつけたのか知りませんが、映画の内容とはあんまり関係のない邦題でした。原題は”Love is Strange"(全然違うやないか!



私は、同性愛者には全然偏見を持っていないので、すんなりと話に入り込めましたが、ゲイが社会的に認知されたからと言って、実際はこんなものなのでしょうね。お金もない爺さんなんて、親戚のあいだでも厄介者。ストーリーは全然違いますが、小津安二郎東京物語の老夫婦を連想しました。



片方の絵描きのお爺さんはどこかで見かけたなあと思っていたら、ブライアン・デパルマ作品の常連のジョン・リスゴーだったんですね。(お年を召されましたね。)クラシック音楽が効果的に使われた静かな映画でしたが、特に名作だとは私は思いませんでした。





※おっさん同士のラブシーンなんて観たくない人は絶対ご覧にならない方がいいでしょう。