映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を鑑賞する!

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を鑑賞する!

2014年 イギリス アメリ




相変わらず、仕事もせずに映画ばかり観ております。
お暇な方だけ、お付き合いを。





これまた、世評高い映画であります。
この映画の主人公である実在のアラン・チューリングについては私は全く存じ上げませんでしたが、お話自体は「聞いたことあるよなあ~」という感じ。
  第二次世界大戦から敗戦までに日本の外務省が使っていたパープル暗号が、日本軍による真珠湾攻撃の前に
既にアメリカによって解読されていたという事実は、「暗号の天才」と言う本で読んだことがあるので、この映画の内容も私は特に驚きませんでした。



ベネディクト・カンバーバッチが、相変わらずも好演しておりましたが、この方は似たような役柄が多いですよね。孤独で偏狭な(アスペルガー症候群を思わせる)天才。。。



キーラ・ナイトレイは相変わらず美しい
 相変わらずナタリー・ポートマンと区別が付かない(笑)

映画を観終わって、この映画は、お話を盛り上げるためにかなり歴史的事実から離れた映画的脚色があるんだろうなと推測しましたが、ネットで調べると、映画公開後にそのような批判がかなりあったそうですね。




大体、この手の映画には、お話のパターンがあって、「世間から理解されない時代の先駆者が、困難を乗り越えて偉大な業績を成し遂げる。そして非業の死を遂げる。凡人がその偉大さに気付くのは、死後何十年も経ってからである。。。」みたいに仕上げる訳です。これって、結局、イエス・キリストのお話なんですよね^^





以上、例によってケチを付けましたが、一見には値する映画です。
同性愛者への差別という問題が、この映画のもう一つのテーマですが、これに関しては特に私が言う事はありません。