タテマエとホンネ9


1948年~

 私は、「日本の無思想」という本しか、読んだことがなかったのだけれど、ウィキペディアで調べたら、有名な人だった。「日本の無思想」(題名は丸山眞男の「日本の思想」(1961年)のパロディらしい)では、日本人の言動に「タテマエとホンネ」が出てくるのは第二次世界大戦以後だ、と結論付けているが、はたしてどうなのだろう?(「世間が許さない」という表現は、太宰治の「人間失格」に出てくるぐらいだから、かなり昔からあったようだ。)
 この本には、「タテマエとホンネ」についての記述に、かなりの部分が割かれているが、私は特に引用したいと思ったところははなかったので、関心のある方は本(平凡社新書)を読んでください。