遅ればせながらの追悼・マイケル ジャクソン
その突然の訃報に、世界中の人が驚いて、
様々な人が、いろいろな事を書いているので、
私の出る幕などないのですが、
思うところを書いてみたいと思います。
私の子供のころ、日本ではフィンガー5というグループが、
一世を風靡しましたが、
今考えると、あれはジャクソン5の真似だったと気付いたのは、
割と最近の事です。(笑)
貧しい黒人家庭の家に生まれ、父親にも暴力をふるわれ、
歌のレッスンに明け暮れた少年時代を過ごした彼は、
子供の時から、常にスターであり続けてきた代わりに、
常に疎外感に悩まされていたようですね。
当然、少年期にトラウマを抱えているわけで、
真偽のほどは定かでない少年愛も、
どう考えても自然になったとは思えない白い肌も、
私には、なにか悲しいものに映ってしまいます。
日本のアニメ「AKIRA」に共感を示し、
その影響が、ビデオクリップ(「SCREAM」)にも垣間見れる事は、
「AKIRA」を見たことがある方なら、肯けるでしょう。
黒人としての著しい成功は、賞賛とともに、嫉妬も呼び起こしました。
このあたりの経緯は、マーティン・スコセッシが監督した「BAD」によく表現されています。
まだ、見たことがなくお暇な方は、一度見てください。
(ここで、「BAD」の完全版を張り付けたかったのですが、最近You Tubeは規制が厳しくなっているらしく、
以前はあったのに、削除されていました。)
代わりに、皆さんご存知のスリラーを張り付けておきます。
今度、生まれてくるときには、 |
肌の色を気にしなくていい国に生まれてきてくださいね。 |
合掌。