「さよなら さよならハリウッド」

「さよなら さよならハリウッド」


2002年/アメリカ/113分
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレンティア・レオーニトリート・ウィリアムズ、ジョージ・ハミルトン、デブラ・メッシング






期待に胸を膨らませてみた戦場のピアニストが、期待はずれだったので、

(最近、こういうパターン、多いです。(+_+))

久しぶりに、遠ざかっていたウディ・アレンの作品を観ました。

こうして、何気なく観た映画の方が、私の場合、拾い物が多いです。


ウディ・アレンは、もう全盛期を過ぎたという説もあり、

(この映画も、その事がモチーフになっています。)

期待せずに観たのですが、かつての名作には、及ばないものの、

結構楽しめました。

もともと大嫌いなハリウッドに対する、皮肉ともいうべきものが、

全編にまき散らされて、

私の知らないいろいろな事件が、映画のエピソードの下敷きになっているのでしょうが、

わからないなりにも、ハリウッドの映画作りの軽薄さが伝わって痛快でした。





それにしても、

(未だ、ご覧になっていない方の為にネタバレはしませんが、)

フィクションとはいえ、例によっていつも神経症に悩まされている冴えない中年オヤジが、

なぜかくも、美女にもてるのか?

と言うのは、ウディ・アレンに関する、永遠のの謎ですね


母性本能をくすぐるのかな?