「さよなら さよならハリウッド」
期待に胸を膨らませてみた「戦場のピアニスト」が、期待はずれだったので、
(最近、こういうパターン、多いです。(+_+))
久しぶりに、遠ざかっていたウディ・アレンの作品を観ました。
こうして、何気なく観た映画の方が、私の場合、拾い物が多いです。
ウディ・アレンは、もう全盛期を過ぎたという説もあり、
(この映画も、その事がモチーフになっています。)
期待せずに観たのですが、かつての名作には、及ばないものの、
結構楽しめました。
もともと大嫌いなハリウッドに対する、皮肉ともいうべきものが、
全編にまき散らされて、
私の知らないいろいろな事件が、映画のエピソードの下敷きになっているのでしょうが、
わからないなりにも、ハリウッドの映画作りの軽薄さが伝わって痛快でした。
それにしても、
(未だ、ご覧になっていない方の為にネタバレはしませんが、)
フィクションとはいえ、例によっていつも神経症に悩まされている冴えない中年オヤジが、
なぜかくも、美女にもてるのか?
と言うのは、ウディ・アレンに関する、永遠のの謎ですね
母性本能をくすぐるのかな?