映画「情婦」を鑑賞する

映画「情婦」を鑑賞する


 
意地になって、毎日ブログ更新しています。
 
「ユージュアル・サスぺクツ」で堪能した「騙される快感」を再び味わおうと、
TSUTAYAで見つけた古い映画「情婦」(1957年 アメリカ映画)を、レンタルしました。
なんでも、Wikiによると
 
精緻な脚本・演出とテンポ良い展開、俳優達の名演により、抜群の面白さを持つミステリー映画史上に残る高い評価が定着している。ラストに二重のどんでん返しがあり、物語終了後に「この映画の結末を未見の人に話さないでください。」という旨のナレーションが流れる事でも知られている。
 
との事で、
期待しないほうがおかしいではないか
 

で、その感想なのですが、
映画を見ている途中に、
「この映画は、前に観たことがある」と気付いてしまったのであります。

ですから、映画の結末も、誰が犯人かも、映画の結末を待たずにわかってしまい、
衝撃のラストシーンでもなんでもなかった。。。
それに、ビリー・ワイルダーは名匠として知られるが、やはり1957年の映画なので、
演出の古臭さは、否めませんでした。
映画は、進化しているんですね。
でも、最初に観たときには、「ユージュアル・サスぺクツ」程ではないにしろ
感心した記憶があり、
ネットで皆さんのレビューを見ると、概ね好評なので、
初めて見られる方には、面白いかもわかりません。
有名なアパートの鍵貸します(1960年)が大変面白かった記憶がありますが、
あまり作品を多く見ていないので、
これから私の発掘するべき監督さんになりそうです。
この人もユダヤ人で、
ナチスドイツに迫害されて、
命からがらアメリカに逃げた経緯を、
アカデミー賞の授賞式で披露したのを、
とても感動的に記憶しています。