映画「天使と悪魔」と「96時間」
映画「天使と悪魔」と「96時間」
別におべっかを使うわけではありませんが、
今回も、れじみさんが誉めておられた「天使と悪魔」「96時間」を鑑賞いたしました。
まず、「天使と悪魔」ですが、前作「ダヴィンチ・コード」と同様、
こういう風に歴史を扱った場合、
「インディ・ジョーンズ」シリーズぐらいに徹底的に遊び心がないと、
荒唐無稽になってしまうと私は思います。
別にキリスト教を冒瀆しているなどとは思いませんでしたが、
私には馬鹿馬鹿しいお話でした。
製作がリュック・ベッソンで、
映画をよく見ている訳ではありませんが、
今回は、
17歳の娘をヨーロッパで人身売買組織に誘拐されたアメリカ人のお父さんの、
孤軍奮闘、娘奪回作戦のお話です。
アクション映画のお約束とは言え、
主人公の撃った銃弾はことごとく敵に命中し、
自分は傷一つ負わないのはご愛嬌でしたが、
いくら相手が悪人だからとはいえ
溺愛する娘を救出するためなら、殺人だろうが拷問だろうが、
なんでもしてしまうCIA元工作員と言うのも考え物です。(笑)
でも、私はなぜか感情移入してみることができました。
仕事に追われて家庭を顧みれなかった為、
離縁された妻に遂には感謝されるストーリーは、
「男はつらいんだよ」とでも言いたげでした。
それにしても、こんなおっかない人身売買の話は実際にあるのでしょうか?
アメリカの女の子は、こんなにも「世間知らず」なのでしょうか?
続編も作られるようですね。