みのもんたは、なぜ謝らなければならないのか?

みのもんたは、なぜ謝らなければならないのか?


 
 
はじめに断っておきますが、
私はみのもんたなんていう人は大嫌いです。
すけべなセクハラおやじだとしか思えない。
何で、この人の番組が過去に高視聴率を上げたのかも、良く知りません。
ただ、聞くところによると、
もうとっくの昔に成人したはずの自分の息子が警察沙汰になったそうで、
その責任をとって、いろいろな番組から降板することになったらしい。
 
ここで、私は一言言いたい。
それって、変だと思う。
なんで、いい歳をした子供の泥を、親が被らなければならないのか
 
マイケル・ジャクソンが少年虐待疑惑で裁判沙汰になった時、
妹のジャネット・ジャクソンは、演奏活動を自粛したか?
 
私たちの文化
で、こういう現象が起きるのは、
安部謹也先生によると、
「穢れ」という考え方がまだ根強く残っているからだそうな。
高校野球で、一人の野球部員が不祥事を起こすと、
全然関係のないほかの部員まで巻き込んで、
野球部が選手権出場を辞退する(所謂連帯責任)も、その好例でしょう。
 大江健三郎さんに、生まれついての障碍がある子供が生まれた時、
「お前の血は穢れている。」と言う嫌がらせの電話があったそうな。
そんでもって、どんな悪事を働いた政治家でも、
一度選挙に勝つと、「禊ぎは終わった。」とか言い出す。。。
 
私たちの考え方は、江戸時代からあんまり進歩していないようですね。