正月に、今頃「グリーン ディスティニィ」を鑑賞する!

正月に、今頃「グリーン ディスティニィ」を鑑賞する!


 
世間では、正月だとかなんとか騒いでおるでしょうが、
ここは異次元空間
世の風潮などとは全く関係のないブログであります。
バルタン星人は、紅白歌合戦など観ないのでありました。
フオッ、フオッ、フオッ、~(V)o¥o(V)
(初詣は行ったけど。)




2000年 中国 香港 台湾 アメリカ 合作映画
 
という訳で、最近お贔屓のアン・リー監督の
「グリーン ディスティニィ」を鑑賞いたしました。
何でも、第73回アカデミー賞
英語以外の言語による作品ながら作品賞ほか10部門で候補にあがり
(監督、脚色、撮影、編集、美術、衣装デザイン、作曲、歌曲、外国語映画)、
外国語映画賞など4部門を受賞したそうで、
アカデミー賞の作品賞も受賞しました。
否が応でも期待が高まります。
 
しかし、これも老化現象でしょうか
それとも映画を観る目が肥えてきた
最近、なかなか感動する映画に出会えませんね。
 

 
確かに、アクション技術の素晴らしさは目を瞠るものがあります。
一説によると植木等が始めたと言われるワイアーアクションを駆使した、
武闘シーンは素晴らしい。
主演したそれぞれの男優、女優さんはこのアクションシーンをこなすために、
厳しい訓練を重ねたことでしょう。
でも、私は別にサーカスが見たいわけではありません。
人間ドラマを堪能したい。
そういう部分では、この映画の描写は稀薄な気が致しました。
 

 
可愛らしいチャン・ツィイーには誰もが心を奪われることでしょうが、
ありきたりなラブロマンスだよな~
濃厚なストーリーに感服した私としては、
物足らないものを感じました。
英アカデミー作品賞を取るほどの映画でしょうかね?




それでも、この時代ぐらいからの中国映画の勃興には怖ろしいものがありますね。
他の名作も観てみたいと思います。