外食産業の悲惨な現実
外食産業の悲惨な現実
ネットの情報しか知らないんですが、
連日、外食産業の異常な労働環境が取り沙汰されておるようであります。
私が、外食産業で働いてたのは20年以上も前の話ですので、
その頃とは状況が違うかもしれませんが、
私からすれば、「何をいまさら!」と言った感がぬぐえません。
ちょっと以前に、マクドナルドの元店長が、
管理職に残業代を払わないのはおかしいと
会社を相手に裁判を起こして、勝訴いたしました。
でも、私たちの基準からすれば、マクドナルドはこの業界の優等生。
それよりもっとひどい労働環境の現実が、何十年も続いていたのであります。
はっきりって、この業界は人なんて使い捨て。
変に仕事が続いたら、給料を上げないといけないので、
ある年齢が来たら、辞めてもらった方が都合がいい。
残業代を払いたくないので、
あんまり働く人は、「管理職」にしてしまって残業代0円にする。
それでは何故、今回のような騒ぎになったかと言うと、
おそらく少子化のせいで、人を使い捨て出来ない時代が到来したからでしょう。
私個人のことを言えば、
私は子供の時に甘やかされて育ったので、
この仕事をすることが良い根性試しにはなりました。(笑)
「私の人生の中で、今ほどつらい時期はないだろう。」と自分に言い聞かせて、
毎月残業は60時間はしていたと思います。
良い人生経験になったかもしれませんが、
二度とあんな目には合いたくありませんね。
これを契機に、この産業の労働条件が見直されればいいのですが、
そうなると商品の値段を上げないといけなくなる。
無理だろうな。。。と思います。