映画「鑑定士と顔のない依頼人」を鑑賞する!

映画「鑑定士と顔のない依頼人」を鑑賞する!


 
2013年 イタリア
 
※別に映画ばかり観ている訳ではないんですが、
皆様のお蔭て、最近映画熱が戻ってきたというべきか、
実社会で嫌なことが多いので、現実逃避したくなってきたのか、
ともあれ、休みの日の気分転換に好んで映画を鑑賞しております。
観た映画の記録として残しておりますので、
この分野に興味のない方は、スルーしてくださいね。



この映画は、ネタが命であります。

観ていない人が、ネタを知ってしまうと、
この映画を観る興をそいでしまいます。
ですから、詳細は述べませんが、
同じ監督のニュー・シネマ・パラダイス(1989年
あのちょっとおセンチな感動のラストシーンを期待すると、
大いにガッカリするでしょう。
シニカルな大人の映画ですね。
エンニオ・モリコーネの結構格調高い音楽の割には、
下世話なお話しでありましたが、
そこがこの作品の狙いなのかもしれません。
「芸術至上主義」への皮肉みたいなものが感じられて、
それはそれで良かったと思います。
 

 
おバカのふりをしているが、
実は鋭い観察眼を持っている
ブロ友のぱお~んさんが、
この映画の事を、
 
結末が分かって見直すと、良く出来た映画だと思います。
ダッサイ邦題と、種明かしに惑わされず
彼の人生に欠けていたものは……??
なんて、考えてしまいました(о´∀`о)
 
と書かれておりました。
(無断で引用して、ごめんなさい。
いい歳をして、若い女性に恋をしてしまった私としては、
身につまされるお話しでもありました。
まだ、ご覧になられていない方は
何の予備知識も持たずに、鑑賞されることをお勧めいたします。