「七人の侍」 その2
「七人の侍」 その2
理想のリーダー 勘兵衛
私が仕事をしていて、一番嫌なのは、
忙しい時、ピンチの時に、上司が部下に当たり散らす事です。
(勿論、そんな上司ばかりではありませんが。)
最前線を視察した勘兵衛は、野伏せの最終決戦の前に、農民が硬くなった態度を解す為、農民とに向かって『みんな!いよいよ決戦だぞ!』と叱咤激励した後、前夜、農民の娘・志乃(津島恵子)と一夜を過ごした若侍・勝四郎(木村功)を『どうだ~勝四郎 今日は存分に働けよ!う~おまえも夕べからもう「大人」だからな(笑)』とひやかします。その言葉に周りにいた農民は思わず大爆笑します。勘兵衛は見事に急造兵士の緊張を解し、戦う為の士気を高めることに成功しています。