本の墓場 その6 大江健三郎

本の墓場 その6 大江健三郎



若い頃の大江健三郎さん(1935~)


畏れ多くも、ノーベル賞作家の本を捨てるなんて申し訳ありません。
私は、この方の作品は「個人的な体験」までの初期のものが好きです。
田舎から出てきた野心に満ちた青年の栄光と挫折の話がいいです。
光くんが生まれてからの小説は、私の嫌いな「私小説」ではないかと思ってしまう。
学者の書いた論文みたいな物も多くて、無知な私にはなじめません。
それと、J.P.サルトルアンガージュマンの影響でしょうが、
この方は、盛んに政治的発言をなさる。
でも、何だか幼稚で的外れのモノが多いと思われませんか
小説家は、小説だけを書いていたらいいはずなんですが。

今回捨てる本
いろいろ(書くのが面倒になりました。)